【発達障害】子ども発達センターって? @調布市子ども発達センター(東京都)

2020年7月30日

市や区で行われる幼児検診では特に何も指摘はなかったけれど、子どもと日常を過ごしていて、ちょっとこの行動はおかしいと思ったことはありませんか?

うちの娘の場合は、お友達を叩いたり、噛んでしまうことが度々ありました。

幼稚園の年少のころ、毎日お友達を噛んでしまい、先生に呼び出される日々でした。毎日不安で悩んでいたところ、ママ友から発達センターの存在を教えてもらい、3年弱ほど通いました。

困っている人1

先日、うちの息子がお友達と公園で遊んでいる時、ブランコの取り合いになり、いきなりお友達の頭を叩きました。
最近、頻繁にお友達に手を出すことがあり悩んでいます。

困っている人2

通っている保育園で、娘がジッと座っていられず、よく教室から出て行ってしまうそうです。先生のお話も途中
で聞いていられなくなってしまようなんですが、どうしたらよいでしょうか。

困っている人3

他の子より、言葉が出るのが遅い気がしています。他の子は会話ができているのに、うちの子はできて
いないと感じます。どこに相談したらよいかわかりません。

イガヤス

こんな悩みを抱えている方は、区や市の発達センターを頼りましょう。

プロの専門家の方々が、今後どうしていったらよいのか一緒に悩み、解決法や対処法を導いてくれます。

子ども発達センターって?

子どもの成長に不安がある場合、その原因を見つけ出し、対処法などを見出してくれる機関です。

  • ことばの話し始めが遅い
  • 落ち着きがない
  • お友達を叩いたり、噛んだりなど乱暴することが頻繁にある
  • 歩き始めが遅い
  • じっとしていられない
  • コミュニケーションがうまくとれない

上記のような理由で、発達センターを訪れる子どもたちが多いようです。

この機関には、以下のスタッフの方々がいらっしゃいます。

言語聴覚士、心理士、作業療法士、理学療法士、保育士、児童指導員の方などです。皆さん、その専門のプロの方々です。

この専門家の方々が、子どもと話したり、遊んだりしながら、発達状況をみます。また、親である私たちの日頃の悩みなども聞いた上で、その対処法についても指導してくれます。

各自治体レベルで、この機関を保有している場合が多いと思います。

ホームページで検索して、まずは電話してみましょう。

本記事では、娘が実際に通った調布市の発達センターを参考に紹介します。

発達センターへ通うまでの流れ(調布子ども発達センターの場合)

発達センターへ電話すると、まず窓口担当の方が子どもに関して悩んでいることや不安に思っていることを聞いてくれます。

そこで、大半は面談しようという流れになります。

連絡先

電話番号:042-486-1190

メールアドレス:ayumi@w2.city.chofu.tokyo.jp

場所

住所:〒182-0032 東京都調布市西町290番地49

交通機関

最寄駅から10分程度歩きます。子どもの場合、15分は見ておいた方がよいかもしれません。

  • 京王線飛田給駅北口より徒歩15分
  • 飛田給駅北口よりバス(飛02 榊原記念病院経由多磨駅行き)  
  • 調布駅北口よりバス(調33 飛田給駅経由多磨駅行き)
    (注)いずれも「調布福祉園」又は「警察学校東門」下車徒歩3分

巡回バス

指定場所からセンターの専用バスが巡回しています。最寄駅から歩くことを考えると、巡回バスは便利です。

指定場所送迎・巡回バスの時刻表

駐車場

3台〜5台程度、駐車できますが、少ないので要注意です。

初めての面談

そこで面談しようという流れになります。

面談は子ども同伴で、窓口担当の方と専門の先生と一緒に行います。

窓口担当の方が子どもと一緒に遊んでくれている間に、専門の先生と今までの経緯や不安に思っていることなどを話合います。

その結果を踏まえて、センターに通う必要があるかどうか専門の先生に判断してもらいます。

指導内容

子ども発達センターの指導内容は、主に以下の3つとなります。

作業療法

日常的な遊び、動作などの援助を必要する子どもの指導。

運動療法

運動発達、身体機能の遅れや心配のある子どもの指導

言語・心理療法

言語、コミュニケーションを不得意とする子どもたちの指導。

グループ・個別指導

子どもの年齢や発達に応じて、個別、もしくはグループ指導のいずれかが選定されます。うちの娘は月に一回の個別指導となりました。

グループ指導は、他のお子さんと一緒に行われます。

個別指導

  • メンバーは専門の先生、子ども、その親。
  • 通うのは月1、もしくは月2回程度。
  • 指導時間は1時間〜2時間。
  • ゲーム、レクリエイション、文字書き、絵描き、運動 →  基本的には子どもと先生で行います。時々親も加わります。(子どもの症状によって、内容は変わります)
  • 先生と親で面談・指導 → 日頃の子どもの様子、不安に思っていることを先生にお話します。それに対する今後の対応など指導を受けます。この時、子どもはセンターにあるオモチャで遊んで待ちます。

グループ指導

  • メンバーは専門の先生、3〜5グループの親子
  • 指導時間はグループによって異なります。場合によっては、半日もあるようです
  • 月2回〜6回程度。子どもによって異なります
  • 1、2歳グループ→親子での遊びを通して、子どもの発達を理解し、成長を促す
  • 幼児グループ→グループの活動を通して、集団生活の適応能力を促す
  • 作業活動グループ→身体活動を通じて、日常生活や集団生活をスムーズに送れることを支援
  • 言語・心理グループ→ルールのある集団生活を通じて、コミュニケーションを育み、友達との関わり方を支援

娘のおともだちの男の子は、話すことができない症状で、週2で通っていました。

センターでは通園事業も行っており、そのおともだちは、年長のタイミングで幼稚園から本センターの通園に切り替えています。

医師の診断

通うことが内定した後、医師の診断を受けます。

児童福祉法に伴うものと思われますが、最初の面談の後、別日にセンター内で医師の方と対面し、娘に関する質問を何個か受けます。娘にも2、3つほど質問があったと思います。その後、承認書をもらいました。

個別指導の内容(うちの娘の場合)

じゃあ、実際にどういうことをやるのかといういうと、、

個別指導の時間はトータルで1時間ぐらいです。

専門の先生と娘で、カードやオモチャを使ったゲームをやり、時には私も入りましたが(娘のゲームのやり方や反応などで、発達具合を見ていたんじゃないかと思います)、大体それが30分ほどで、残りの時間は、先生と母親の私が面談するという流れでした。

面談では、娘の日頃の様子、発達に関して不安に思っていることなどを先生に聞いてもらいます。その間、娘はオモチャで遊んでいました。

また、うちの場合はお友達を噛んでしまうということがあったので、噛んでしまった時の対処法なども参考になりました。

通ってよかったこと

「発達センターに通う=自分の子どもの発達が遅れている」と思う親御さんが多いです。でも、通うからといって、そう決まったわけではありません。また、発達スピードは子どもによって違います。気負いする必要もないです。

今、ワンオペ育児と言われています。育児をしていて、成長に不安を思うことはたくさんあります、私もそうです。

そんな時、助けてくれる人たちがいます。頼った方が得策です。しかも無料です。

センターに通ったことで、不安が解消され、私も娘も救われました。

原因を分析してくれる

これまで2回ほど、発達テストを受けました。このテストから発達具合を把握し、「どうしておともだちを噛んでしまうのか」といった症状の原因を探ってくれます。

発達テストは以下の項目で行われます。

  • 言語理解指標 → 語の知識、抽象的概念を捉える力、理解していることを表現する力、言語によって推理したり思考したりする力を評価
  • 知覚推理指標 → 抽象的な視覚刺激を分析して統合する能力、抽象的に推理する能力、視覚と運動の協応などの評価
  • ワーキングメモリー指標 → 聴覚的短期記憶能力、聴覚的記憶をルールに基づいて変換する能力、注意力および集中力などの評価
  • 処理速度指標 → 視覚刺激を早く正確に処理する力、モデルを模写する力、認知的柔軟性などの評価

発達テストにもいろいろ種類があるかもしれませんが、娘は上記の項目をテストして、評価してもらいました。

娘は、適切な手段で相手に訴えるのが苦手であり、言語理解指標の部分で評価が低いところがありました。指導でもその部分を手厚くしてもらいました。

症状が改善された

センターに通い始めてから、二、三ヶ月後に、「おともだちを噛む、叩く」といった症状がなくなり始めました。完全になくなったのは、1年過ぎてからですが、段々落ち着いていきました。

言語能力の部分が成長とともに、発達してきたということもあるかもしれませんが、通わなければもっと悪化したり、発達が遅くなっていたのではないかと思っています。

不安が解消された

親の私の精神面が安定したことが一番大きかったと思います。

娘がおともだちを噛んだりしてしまうと、必要以上に怒鳴ってしまったり、気持ちばかりが焦ってイライラしてしまったりということが多々ありました。

センターに通ってからは、娘の現状を分析してもらったので、気持ちが落ち着き、丁寧に対応できるようになったので、本当によかったです。

まとめ

私は一人でずっと悩んできたので、もっと早くセンターの存在を知っていたら楽だったのにと思っています。

もし、旦那さんや親戚、周りの人にも相談できず、一人で悩んでいる方がいたら、ぜひ発達センターを頼ってみてください。

きっと良い解決策を導いてくれると思います。


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