【24時間いつでも対応】こどもの救急医療 @国立成育医療研究センター(東京都世田谷区)

2019年6月25日

国立成育医療研究センター
悩む人

子どもが夜中に我慢できないくらいお腹が痛いと言い出し、すぐにでも病院に連れて行きたいのですが、このような時間帯に診察してくれる病院はありますか?

イガヤス

ありますよ!
土日祝など、日頃通っている病院がお休みのとき、また原因不明の症状でどうしていいかわからないとき、東京都内では世田谷区大蔵にある国立成育医療研究センターへ行くことをオススメします。

24時間いつでも行けます。どんな症状でも診察対応してくれます!

救急センター(小児ER)

イガヤス

成育医療センターの小児ERの理念として、「痛みや不安をもつ子どもとその家族のために全力を尽くす」ということがあります。

ですので、いつでも、どんな症状でも、小児ERに直接行けば適正な診療をしてくれます。


娘に緊急で何かあれば、成育医療センターで診てもらうといつも思っています。

1.診療時間

・24時間・365日(年末年始・長期休暇含む)対応

2.診療内容について

基本的にはどんな症状でも診察してくれます。

3.場所

住所:〒157-0074 東京都世田谷区大蔵2丁目10−1

HP:https://www.ncchd.go.jp

TEL:03-3416-0181(代表) 

   03-5494-7300(予約センター) 

✴︎救急センター(小児ER)は電話対応はしていません。

4.交通機関

・小田急線 成城学園前駅より 小田急バス・東急バスで約10分

(渋谷駅、用賀駅、等々力操車所、都立大学駅北口、弦巻営業所行)

*タクシーの場合は、成城学園駅北口より約5分

5.駐車場

完備しています。

駐車場料金:110円(3時間まで) 以後1時間毎110円

✴︎身障者手帳提示 無料 

✴︎30分までは一律無料。

✴︎駐車券の検印は総合案内(9:00~17:00)および防災センターへ。

診察の流れ

イガヤス

実際に救急センターへ行ってからの流れをご説明します。
ERなので、いつもの診察の流れとはちょっと違います。

1.院内の救急センター(小児ER)の場所

国立成育医療研究センターのメイン玄関

救急車を呼ばなくても、直接、救急センターへ行けば診察してくれます。

ですが、電話の対応をしていません。また、救急センターなので、予約などもできません。

国立成育医療研究センター 救急センターの入り口

成育医療研究センターのメイン玄関の手前を右にまっすぐ行き、左手を見ると、救急センターの入り口が見えます。

救急センターは奥まったところにあるので少しわかりずらいです。裏口みたいな感じで、一瞬ひるみますが、そこから入ります。

入り口を入ると、すぐ受付があります。建物の1階です。

タクシーの方は、運転手さんに「成育医療研究センターの救急センターまで」と言うと、入り口の前まで行ってくれます。

2.診察受付

国立成育医療研究センター 救急センターの入り口

まず、受付で手続きを済ませます。保険証、医療証は忘れずに。診察カードがない方は、作る必要があると思います。

また、海外に渡航したか??など、書面に簡単な質問事項があるので、回答を済ませます。

3.トリアージ

国立成育医療研究センター 救急センターのトリアージ

受付の後は、トリアージを行います。

診察の順番を決めるものです。緊急の処置を要する患者さんは、すぐに診察してくれます。

緊急でない患者さんは、場合によっては待たさせることもあるかもしれません。

トリアージが終わったら、救急センターの待合室で呼ばれるのを待ちます。

4.待合室

国立成育医療研究センター 救急センターの待合室

待合室にはテレビや本などが置いてありますが、おもちゃは置いていないので、症状がグッタリしていない子にとっては、ちょっと退屈になってしまうかもしれません。

ちなみに、お水以外の飲食は禁止です。

5.診察や治療が終わったら、会計へ

国立成育医療研究センター 会計

診察によっては、入院、治療など、いろいろあるかと思いますが、とりあえず、すべてが済んだら、会計(計算と書いてある受付へ)をします。

会計は救急センターと同じ、1階のフロアにあります。

病院の営業時間外は、救急センターの受付で会計を済ませます。

待ち時間について

混雑状況とお子さんの症状しだいです。もし、お子さんが緊急を要する症状だった場合、待たずにすぐ診察してくれますし、緊急を要さない場合は待たされます。

私と娘は、診察まで1時間〜2時間ぐらい待った印象です。

トリアージ→診察→検査→結果→会計まで、最大で4時間ぐらいかかりました。

救急医療は外来と違うので、予約もできないし、、、

仕方なし・・・といったところでしょうか。

救急医療代

どんな診療でも、救急対応代という名目で一律8,000円です。

治療代は、ほぼほぼかかりませんが、救急対応代は必ずかかります。高いですが、何か問題があったとき、早急にきっちり診てもらうことを考えれば、妥当かなと思います。

実際に救急センターを利用して・・・

うちの娘は、この病院で産まれました。そこで救急医療をあることを知って、産まれた後も事あるごとに通っていました。

一番大変だったのが、実家で娘がテーブルの角に口をぶつけて、歯が抜けてしまったとき。口の中から大量の血を吐き出し、しかも夜でした。娘が1歳7ヶ月ぐらいのときです。

救急車を呼びましたが、実家の方の病院では口腔系の救急医療の対応していないということでした。

そこで成育医療研究センターを思い出して、救急の方から電話してもらったところ、対応してもらいました。

本来であれば、救急車は市外の病院に行ってはいけないそうなのですが、特別に行ってもらい、事なきを得ました。

小児の口腔系の救急医療を診察してくれるなんて、成育ぐらいしかないです。。

まとめ

先日、うちの娘が足の付け根にシコリがあって、心配で診察してもらったところ、特に問題がなくて、ホッとしたところ、「いつでも、どんなときでも、心配になったら24時間やっているので、この病院に来てください。どんなことでも僕たちが診ますから」と言ってくれました!!

救急医療の先生方は本当に優しいですし、親身になって話を聞いてくれます。

何かあったら、私はまたこの病院にお世話になります。

困ったり悩んだ時は利用してみてください。